みぃまいのブログ

みぃのマインド語ります。

子供にピアノをどこまで教えるか。

私は自分の子供にピアノを教えています。

レベル的には、下の子はまだ初級程度、上の子は中級くらいです。

教えていていつも悩むことがあります。

それは、タッチのこと。

ピアノを弾く上でのタッチのことを、どの程度気にさせるか、身に付けさせるか・・・で悩んでいるのです。

 

ーと、言うのも、私自身が生徒であった時に悩んだことがあるから。

 

私自身は某音楽教室に幼児から通っていました。

そこはとにかくシステムがしっかりしていて、アンサンブルをするとか、楽典的なことを無理なく学んでいくとか・・・音楽していく上で必要なことは教えてくれました。

 

なので、楽譜を読む、弾く、書く、簡単な伴奏を付ける、などは小学校間に問題なくできるようになります。

 

ただ、専門的に「ピアノで学校に行く」時にはちょっと実力が不足するかと思います。

 

これはやはり

知識を入れる&演奏が取り敢えずできるようになる、そしてあとは個人の意志を大切にして音楽を楽しむ

・・・を大切にしているからかな。と思います。

 

それはそれで良いと思います。

というか、それが一番だと思います。

 

始めから小難しく「タッチが悪い。音が汚い」とかイチイチ言ってたら、生徒さんは嫌になって辞めてしまいますもんね。

 

だけど、私自身の話をすると・・・中学3年の時に突然音楽高校に行きたくなって・・^^;

初めて音大の先生に見てもらいました。そこで言われた第一声がこれです。

 

「タッチが全くできてない。話にならない。音高は無理」

こう言われて初めて 「自分はきちんとピアノは弾けてはいなかったんだ。」と気づいたんです。

 

取り敢えず指はよく動いていたし、譜読みも得意な方でピアノを弾く・・・という事に関して困ったことなかったので、私はちゃんと弾けてるって思ってました。タッチなんて気にしたこともありませんでした。

 

指摘されたことも無かったし。 (^_^;)

 

でも初めて知ったとはいえ、タッチは突然習得できるものではないので、音高は諦めざるを得ませんでした。

 

その後高校に入ってから、それこそ指一本ずつの強化。

タッチと音色をチェックしながら毎日基礎練習に打ち込み、1年半くらいかけて指を作り上げました。

これが本当に苦労したんです。時間もめっちゃかかるし。

これ《タッチ》が既にできていたらもっと色んな曲に取り組めるのに・・・(TдT)

何度そう思ったことか。でも焦っても仕方ないのでひたすら練習。

 

その時は某音楽教室を辞め、ちょっとレベルの上の先生に習っていたのですが、レッスンの度に「そんなのじゃだめ!早くタッチを習得しなさい!」と怒られていました。

だからその時強く思ったんです。

 

子供の内からちゃんとタッチの事を意識させてほしかった

って・・・。

 

だからこそ、自分の子供にはちょっと厳しくしてでも言うべきか・・・悩んでます。

やはりタッチ一つで音色、表現の幅・・・全然違いますから。

音大を目指さなければ必要ない。

そうだと思うんですが、一体本人にとってはどっちがいいんでしょうね。。