みぃまいのブログ

みぃのマインド語ります。

子供にピアノはおすすめです!

今回は、ピアノを子供に習わせる価値と効果を、長年ピアノに携わってきた者として、講師の立場として考えてみました。

 

まず、ただ単にピアノが弾けるようになれば、学校では習えないこと、誰もが出来ることではないことが出来る!という子供自身の特技や自信となることは確実です。

 

例え全く練習せずにレッスンに通っても、週に1回でも続けていると、全くやっていない人よりは確実に「できる」ようになりますからね。

弾きたい曲が弾けたら、そんな色んな効果なんてなくてもただ単純に嬉しいと思います。

子供はたとえ片手でも、今流行りの歌手の曲とか弾けたらとても嬉しそうですよ。

(*^^*)

音楽は楽しむもの・・・確かにそれを忘れてはいけません。

私はついそれを忘れそうになりますが・・・。

まずは楽しむ!それが大事です。

音を出して、ハーモニーを聞いて、どうやって音が出てるのかな?弾き方で音が怒ったり寂しそうにしたりしてる。・・・とか。

 

でも、ピアノはそういうふうにただ楽しむだけの価値しかないのではありません。

よく「ピアノを習い事にさせると脳機能が良くなるから頭のいい子になる」

とか言われますよね?

・・・確かにその効果もあると思います。

楽譜を見て音を読み、瞬時に指に伝える、動かす、・・・それ以上のことを瞬間的に判断して流れ行くメロディのなかで絶え間なく脳を動かし続けます。

間違いなく、頭の体操になるし、結構体力勝負です。

個人的にはガッツリ体育会系と思ってます。(笑)

それはさておき、確かに子供の脳を発達させる手助けには確実になると思います。

 

でも、私はそれ以上に人間として生きていく上で絶対的に必要な精神を鍛えてくれると思います。

 

なぜならば、1曲仕上げる・・・という工程に色々詰まっているから。

 

曲集というものは、少しづつ難易度が上がって行きますよね。

ずっと「ド」しか弾かないのでは上達ないですから。

その毎回少しづつ上がっていく曲を目の前にした時、

 

難しいことから逃げない精神力。

「この曲をどうやって攻略するか?」道筋を考える。

自分に足りないものを考え補う努力。

難しくて、めんどくさくなって、挫けそうになっても「最後までやり遂げるんだ!」と自分を奮起させる力。忍耐力。

一通り一応弾けるようになったとしても表現法を考えたり「更に上へ・・・」と上を目指す力。

考える→やってみる→考える・・・の連続の中で自分なりの活路を見出していく。

 

こういう繰り返しが、ピアノだけでなく、実生活の中で何かの困難にぶつかった時、自らどうやって乗り越えるか?

難しくても自分ならやれるんだ!! という強い精神力と自信を養えます。

 

ピアノを習えるかどうかは最終的には親御さんの判断になります。

弾けるという楽しさ、特技を増やし人生の幅を広げるのはもちろんのこと、子供さんのどこまでも伸びる才能、豊かな感情を育てる為、そして、強い精神力を養うため、是非ピアノを1度習わせてみるのも良いのでは?とオススメします。